女王蟻の宮殿」カテゴリーアーカイブ

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 戦争映画は苦手で普段は観ないのだけれど、パラサイトと争った映画だしな、とミーハー気分で観ました。
始終、緊張を強いられる映画でした。

   第1次世界大戦のコトなどわたくし、恥ずかしながら全く知りません。塹壕てあんなの、只の溝やないの。銃撃・爆撃の中を身1つで走って敵陣に向かうなんて。この時代の戦争の体当たり加減。というか、死しかない。よく走れるな。すくみます。
 そんな、原始的としか言いようのない戦争の中最後まで2人だと思い込んで観ていると、意外に早くブレイクが死。びっくりだよ。そしてブレイクの亡骸を、桜の園に連れて行くのだと思っていたらまさかの小屋脇とは。

 川に浮かぶシーンはわたくしのオリジナルプリント生地「水面」を思い出しつつ。
このワンピンチャクに使っている生地が「水面」
 桜が散る川の美しさの後に、大量の水死体。BGMなの?本物なの?本物でしたー、の歌声の美しさ。水死体を美しさでサンドイッチ。している間に朝じゃん!!!

 羅針盤であるブレイクなしで、わたくしなら確実に目的地に着けません。良くやった、スコフィールド。始まっていたけれど。

 で。

 ベネディクト・カンバーバッジです。ベネディクト・カンバーバッジという名前のリズム、つい口にしたくなるのです。おまけに顔も、面白い(誉め)。完璧、ベネディクト・カンバーバッジ。中々、ニンゲンの顔を覚えられないわたくしでも、ベネディクト・カンバーバッジの顔は覚えることが出来ていて、ベネディクト・カンバーバッジが振り向いた瞬間、
「わー!ベネディクト・カンバーバッジだぁ」と気持ち上がりました。
・・・気づいたのだけどベネディクト・カンバーバッジ。口にはしたいけれど、キーボードで打つのは少々面倒ですね。

 前線側ではない、塹壕の外には可憐な花
 ほんの今さっきまで人がいた形跡がある廃屋の側に牛
 死体うずまく前線とのコントラスト 
 すぐ、隣なのに

 あとそう、廃墟となった街がまるで舞台のように照明弾で照らされるさまを美しく感じる戸惑い
 あそこにいた赤児、どうなったのかなぁ

 疲れました。一緒に走って、疲れましたよ。




 徹頭徹尾、胸クソ悪い映画です。
不潔で悪臭漂いまくる。なぜ、ホンカはあの部屋で暮らせるのか。酒を、女に奢ろうとして見せる笑顔も、笑顔すら、不気味で汚らしく見えてしまいます。酒といえばホンカも殺される女達も酒量が
  無限
適量でなく飲むお酒てのは、破滅への液体なのだと教えられます。そうだ、ドロドロした重い液体を頭からずぅっと、かけられる続けているような時間でした、鑑賞中。

 瓶に入ったソーセージが出てくるのだけれど、映画に出てくる食べ物で、あんなに「食べたくないわぁぁぁ」と思ったのは初めてです。
    そしてココもまた社会の底辺。

 1人、勝てそうな女性がいたのだけどなぁ。女達の境遇はしかし、明日は我が身だと思えてなりません。
 観たコトに後悔はないけれど、観るんじゃなかったな、という1本でした。お勧めです。




ポスターを見たときは「絵があんまり好みじゃないなぁ」と思って観ないかも案件に入れていたのですが予告編を観て俄然、絶対観る案件に入りました。坂本さんの棒読み具合が素敵すぎて。映画になった背景も少し知るだに、観たいが大きく膨らむ、膨らむ。

 大好きな、映画になりました。

 フェスの演奏は涙を堪えました。今、書きながら思い出しても泣けてくる。周りにお客さまがびっしりだった(20代女性が多いような印象。意外)から、我慢したけれどいなければ号泣していたかもしれません。それは、森田くんが感じた衝動のせいだと思います。

 ほとばしる
 どうしようもない

 わたくしは、ほとばしれているか。突きつけられた映画。
「オレ、今すごく気持ち良かったんだけど」
「オレも」
「オレも」
それだよ!

 ところで亜矢ちゃん、早く帰って何していたのかなぁ?歌の練習かなぁ?
亜矢ちゃんの、山田くんのお母さんみたいな髪型が、今はない。いや、髪型でいえば皆、今はない。
 絵を描いてから改めて、本物と見比べると、研二のアゴのらいんがシャープ過ぎましたね。おヒゲの位置が違うけれど山内圭哉っぽい?

 研二目当てで行った映画だけれど、森田くんの、変容していく音楽がどれも良かったのです。ロックな「君の横顔」の、PVのように疾走する研二。リコーダー吹きながら、しかも、名手。なんであんなリコーダー上手いかね。そして最後の叫び。ココは凄く恥ずかしくなってしまったのだけれどそれは、放尿とか脱糞とかを行なっている瞬間を見ているような気持ちになったからだと思う。そしてそこにまさかの。恥ずかしい気持ちになったのも何となく、納得です。
 最後、恋愛物になっちゃったのが少々残念だったけど、ウキウキしている研二が可愛かったから仕方ない、許します。直ぐに飽きてはいけませんよ。

 ただ研二よ。ワニは最後まで、飼いなさい。




 いや、驚きました。
エスカレーターやエレベーターで、びっとりくっついているカップルは見たことあれど、歩きながら手ブラしているカップルは前代未聞。

その格好で、結構真顔で喋っているお二人。

 何なのだろう?おかしいと思うわたくしがおかしいのか?と思わせる堂々たる姿。・・・そうか、
「何事も堂々とやれば案外、世間は推し黙るものだから亜理(わたくしの本名)、堂々と生きてゆけ」と神様が使わした天使ちゃんだったのかも。うん。うん?




フレンチトーストを頼んだら
メープルシロップたぷたぷ

パンも卵液が中までしとしと

パン、卵液とメープルシロップで溺れてますよ

 家でもこれだけの代物作りたい!
帝国ホテルだかどこだかのレシピで、卵液にパンを一晩浸けておく、とあったので従ったのですが、一晩浸けてもこうはなりませんでした。
instagramで一足先にこのお話をアップしたら
「卵液の牛乳を温めるとしみやすいかも」というプロからのアドバイスが。
次回やってみなくちゃ。

 そんなフレンチトーストをそっと揃って眺めているのは
去年のだったかしら?
プレミアムヴァージョンの鼻ぶらりん「お雛様」
仲良き




お尻、です。
ジェニファー・ロペスの身体の見事さよ。
まさに、ゴージャス。

 デスティニーに
「あなたはゴージャス」と言うシーンがあったような気がしますが、何かの冗談としか思えない。
その、デスティニーが、なぁんか麻生祐未に見えて仕方がありません。懐かしい気持ちに。時代も1990年代だから、丁度良いかしら?
 皆大きなピアスしていて特に主役の2人はフープピアス必須、て感じ。わたくしも欲しくなりました。でも今月は、靴を買ったのでピアスは買いませんよ!

「男は女に騙されたと認めたがらない」という台詞があり、女は自分よりバカだと思っているのね。つまらないプライドで、大金取られても通報できないバカな男達。
 でも、そうやって騙したお金を孫から受け取るときおばあちゃん、全くの無邪気に受け取るのよね。こんな大金どうやって?とか全くなし。知らなければ、幸せだもの。

 しかし最後は捕まる女達。取引をするデスティニー。
ラモーナは裏切られた訳だけど、子供のためと言われ、心の底から許したのだと思います。だからデスティニー、大丈夫。後ろめたさは一生消えないでしょうけれどあなたはラモーナも失ってはいないから。

 にしても。
もっと、ダンスシーンが観たかった!
ジェニファー・ロペスのポールダンス、格好良かった。昔から、バーレスクダンスやポールダンスに憧れがあるわたくし。ポールダンスはとても筋力が追い付かないから出来ないけれどせめて、実際に観に行きたいです。




ヴァレンタインチョコ売り場で見つけました。
台湾のFU WAN(フーワン)の
なんと、サクラエビ入りのタブレットチョコレート。

 売り場のおねーさんが
「試食できるので仰ってくださいね」と言うので
「じゃ、サクラエビを」と申したトコロ
「すみません、サクラエビだけ試食のご用意がないんです」

なんでやーーーっ!
他の、烏龍茶とかなんとかよりずっとずっと、必要やろ、サクラエビチョコの試食
という叫びを圧し殺し
「残念です」とヒトコト返しました

 そこへ現れた女性2人組。

「これ、美味しいねん!」と速攻で手に取りカゴに入れたのは正しくサクラエビのタブレットではありませんか。
「そうなん?」と、お連れサマもカゴへ。
同じく、
「そうなん?」と、カゴに入れるわたくし。
あ、心の中で言いました。
彼女達はサクラエビの神様だったのでしょうか?

そして今、開けてみたのですか開けたとたんサクラエビ臭の襲撃。
とても、チョコレートとは思えません
見た目も。
今更ながら原材料を見ると、1番はアーモンド
続いてホワイトチョコレート、乾燥サクラエビ
以上
3番目にして香りの含有率は堂々の1位。

 口にすると、
え?サクラエビ?…あ!最後に来るんですね、サクラエビ。
と言ったしとやかさは皆無です。
サクラエビの主張強し。
チョコていうか、おつまみ?
不思議にクセになります。来年も買いですね。




 数年前のヴァレンタインプレミアム小鼻ぶらりん「キューピッド」とお出かけ。
というか、針。
今日も順調に、痛かったです。

センセに、
「センセのヒト針で首が回るようになった話をアップしたら、ゴッドハンド!とか、たくさんのコメント付きましたよ~」とご報告したら全開の、ニヤリ そしてちょっと照れながら、
「ありがとう」
さらに
机の引出し開けて、
「今日はなんもあげるもんがないわぁ。お菓子整理したトコやぁ」て
意外なほど可愛く喜んでくれて。
わたくしもなんだかhappyになりました。
コメントくださったみんな、アリガト💕

 今日はいつもの子宮筋腫対応のほか冷え性に効く針を刺してもらいあと
よく頭痛がするのですがソコのツボを教えて貰いました。
 ソコ押すと、激痛。
その痛さで頭痛から気を反らす作戦では?!
と、思いました。
でもすぐ、耳から首がとてーも熱く。
「冷えてるんや」

冷えは、万病の元ですわよ




 カラヴァッジョ。
濃厚な絵はあんまり好きじゃないのよね〜、行かないかなぁ。西洋の昔の絵て、描かれている小物の意味とか重要だけどそんなの知らないし、聖書も知らないしねえ。と、思っていたのですが、ヒト殺して逃亡しながら絵を描いた、というのを聞きかじって、それは観なければ。と、行ってきました。
 絵を描き、剣を振り回し、怪我させちゃったんだけど素晴らしい絵を描きそれに免じて罪もなんのその、位(くらい)的なモノ貰ったのに今度はヒト殺しちゃって取り消し。逃げながら、恩赦めざして描く。その絵を持っての船旅中に熱病でお亡くなりに。36歳。濃厚。人生も絵も、濃厚。

 展覧会はカラヴァッジョの他、影響を受けた画家達の絵が多数ありました。ほとんどの人物の顔の半分は影になっていると言っても過言ではない強烈な光を当てられた人物。写実的。ただ、血が噴き出す場面の肝心の吹き出しかただけがどうにも幼稚な印象でちぐはぐ違和感満載でした。さすがに噴き出す様子を実際に見る機会はそうそうなかったからでしょうか。

 ところでTOP画像右上に描いた少女なのですが、「純潔をキリストに捧げると決める」そんな少女で聖アグネスというそうです。暴君らの仕打ちに、天使達も味方して信仰を守り抜くのだけど、なんで剣には突き刺されてしまったのかしら。天使、そこは守らないの?と、美しい絵と解説を観て、佇んでおりました。

 一番好きだったのは会場最初の静物画です。
大きなテーブル全体に散らばる野菜と果物。かぼちゃ、アーティチョーク、ネギ、キャベツ、玉ねぎ、豆、くりみ、りんご、洋梨など。
華やかな生花。
画面のほぼ中央を這う爬虫類はトカゲ?
 絵葉書が欲しかったのですが色が、わたくしが観た色とは違っていたので購入せず。思い出の中で楽しみます。

 それにしても会場が寒かったです。作品保護の為なのでしょうが、途中から寒さで集中できないほどでした。コートを着たまま鑑賞している人々もいて、「えらいよ!」と心の中で褒めまくり。鑑賞後、阪急うめだ本店のバレンタインチョコレート博覧会に寄ったのですが、お目当はEk Chuahのチョコミントソフト。寒さが抜けず、食べるの諦めようかと。でも、年1の楽しみやし、と食べましたとも。
例えば、鼻ぶらりんと一緒に写す、とかすらなく、ただただチョコミントソフト
 針のセンセから冷たいモン禁止令が出ておる身ですが、こればっかりは許して!でも、今年のおまけ”ゆずピールジャム”は無しで良し。

 そういえば、ハルカス美術館に行ったのは初めてでした。ハルカスに下界はしていたのに。イベントの売り場の位置が変わりここ数年はハルカスへの下界もしておりません。が、ソレが元の位置に戻ったらしい、との噂を聞きそちらへも、美術館後参りました。
 ほんとだ、前の、エスカレーター前に戻ってる!また、こちらに下界出来たら良いのになぁ。そんなコトも思ったカラヴァッジョ展@ハルカス美術館でした。




「ロングショット」←ラブコメ
 「マリッジストーリ」←離婚の話
この2本を続けて観ました。

 『ロングショット』
 男女の役割が入れ替わったラブコメと、言われている映画。シャーロット役のシャーリーズ・セロン、綺麗だわ〜。髪が伸びたのみならず、腕まで再生されている(マッドマックス 怒りのデス・ロード)。どちらとも、なくてもあっても格好良いです。そんな彼女、次期大統領候補です。あんな才色兼備が大統領になったら、良いよねぇ。そして、恋のお相手のフレッドはヒゲモシャモシャのもっさり失業男。最後におヒゲ剃って、スッキリ爽やか男性になるのかと思いきや、最後までモシャモシャでした。役割入れ替わっていなければ、女性は超別嬪になりそうなトコロですが。

   シャーロットは、仕事しながらちょこちょこワークアウトーー小さなダンベル持って二の腕に効くヤツとかーーをしているのが気になりました。ジムへ行くような時間も取れないのでしょう。お風呂場の冷たい床で寝ちゃうくらい、毎日疲れ切っている。でも美しくあらねばならない。政治家だから、スピーチでは政策を推進しながら、笑いも取らなきゃならない。もう大変だよ。頑張っているのに、政治のしがらみで3つ掲げている方針のうち2つを取り下げなければならない事態に追い込まれるのだけれど、それがまあ卑劣というか犯罪でしょ?なやり方で取り下げさせようとするのです。そしてそのネタ自体のヒドさ・・・。
 あの映像を公開されても貫いた政策、というかあの映像のせいでシャーロットの真髄である政策が骨抜きにならんで良かったよ。

 『マリッジストーリー』
 女優で妻のニコールと、舞台監督で夫のチャーリーの、離婚物語。ニコール役のスカーレット・ヨハンソンはわたくし、アベンジャーズの最後のヤツのときの髪型が好きよ。チャーリー役のアダム・ドライバーは、顔の造作がいちいち印象深く、特に鼻から下すんごい見ちゃう。
 ニコールが、母と姉妹の3人で、歌い踊るシーンが可愛かったです。そのシーンよりずっと前、チャーリーが酒場で急に歌い出した時は、いきなりミュージカル映画に変化?と驚きましたが、歌が上手くてそれもビックリ。
 2人共、お互いの才能は認め合っているけれど、ニコールは自分が夫に比べ霞んでいるように感じているよう。いくら自分が良い演技をしても、全て夫に持っていかれる、やるせなさ。結婚で、映画女優から舞台女優に転身&ロスからニューヨークへ引っ越ししたのも、しこり。
 ニューヨークとロスの地域の違いとか、アメリカの離婚作法とか、わたくしは全く分かりませんがとにかく、離婚て面倒だな、と思いました。実技としても感情としても。チャーリーのところに来た観察のヒトとか、ね。
 最後、最初のシーンでニコールが読むことを拒否した、チャーリーの良いところメモが、子供と当のチャーリーに音読されるのだけれど、それを後ろから眺めるニコールの表情が優しかったぁ。そういう時期になれたのだな、良かったねぇと思いました。

 ラブコメの後に離婚の話て、気持ち暗くなるかなぁ、と思ったけれど、あのニコールの優しい表情で、そんなコトにはなりませんでした。
 それより。
 シンデレララブコメて、あんまり合うのがないような気がします。わたくしに。その後、がどうなるのかが気になるからなのか?ハッピーの絶頂で映画が終わると、
「でもさ実際、アレとかアレとかどうなるん?」て、思ってしまいます。ラブコメでも、去年公開だった「クレイジー・リッチ」は、面白くて泣けて、良かったなぁ、と観終えたのですがそれでも、
「でも、やっぱり周りのカネモチは意地悪やん?きっと。そんなんでやってけるん?そいでもって、どっちで暮らすん?」とか考えましたもの。ロングショットだと、記者をやっていたのに純粋な心意気を持ったロバートが、政治の世界でやっていけるのか、心配です。もう、ヤーーーッ!てなりそう。