徹頭徹尾、胸クソ悪い映画です。
不潔で悪臭漂いまくる。なぜ、ホンカはあの部屋で暮らせるのか。酒を、女に奢ろうとして見せる笑顔も、笑顔すら、不気味で汚らしく見えてしまいます。酒といえばホンカも殺される女達も酒量が
無限
適量でなく飲むお酒てのは、破滅への液体なのだと教えられます。そうだ、ドロドロした重い液体を頭からずぅっと、かけられる続けているような時間でした、鑑賞中。
瓶に入ったソーセージが出てくるのだけれど、映画に出てくる食べ物で、あんなに「食べたくないわぁぁぁ」と思ったのは初めてです。
そしてココもまた社会の底辺。
1人、勝てそうな女性がいたのだけどなぁ。女達の境遇はしかし、明日は我が身だと思えてなりません。
観たコトに後悔はないけれど、観るんじゃなかったな、という1本でした。お勧めです。
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