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ポスターを見たときは「絵があんまり好みじゃないなぁ」と思って観ないかも案件に入れていたのですが予告編を観て俄然、絶対観る案件に入りました。坂本さんの棒読み具合が素敵すぎて。映画になった背景も少し知るだに、観たいが大きく膨らむ、膨らむ。

 大好きな、映画になりました。

 フェスの演奏は涙を堪えました。今、書きながら思い出しても泣けてくる。周りにお客さまがびっしりだった(20代女性が多いような印象。意外)から、我慢したけれどいなければ号泣していたかもしれません。それは、森田くんが感じた衝動のせいだと思います。

 ほとばしる
 どうしようもない

 わたくしは、ほとばしれているか。突きつけられた映画。
「オレ、今すごく気持ち良かったんだけど」
「オレも」
「オレも」
それだよ!

 ところで亜矢ちゃん、早く帰って何していたのかなぁ?歌の練習かなぁ?
亜矢ちゃんの、山田くんのお母さんみたいな髪型が、今はない。いや、髪型でいえば皆、今はない。
 絵を描いてから改めて、本物と見比べると、研二のアゴのらいんがシャープ過ぎましたね。おヒゲの位置が違うけれど山内圭哉っぽい?

 研二目当てで行った映画だけれど、森田くんの、変容していく音楽がどれも良かったのです。ロックな「君の横顔」の、PVのように疾走する研二。リコーダー吹きながら、しかも、名手。なんであんなリコーダー上手いかね。そして最後の叫び。ココは凄く恥ずかしくなってしまったのだけれどそれは、放尿とか脱糞とかを行なっている瞬間を見ているような気持ちになったからだと思う。そしてそこにまさかの。恥ずかしい気持ちになったのも何となく、納得です。
 最後、恋愛物になっちゃったのが少々残念だったけど、ウキウキしている研二が可愛かったから仕方ない、許します。直ぐに飽きてはいけませんよ。

 ただ研二よ。ワニは最後まで、飼いなさい。