月別アーカイブ: 2023年9月

 2023年9月22日(金)17:00から24日(日)20:00まで、期間限定のオンラインショップをオープンします。
只今、22日16:30までプレオープン中です。
 まずは『おっちん3.0』(別ウインドが開きます)

今回はどどーんと12人。よりどりみどり。

 続いて『コバッグ』(別ウインドが開きます)

こちらは8人。

 それから『ピトンヌ』(別ウインドが開きます)

 もひとつ『スケさん』(別ウインドが開きます)もいるのですが、1人だけーーーちんまり、て名前のスケさんのみが、上記期間限定者になります。
 スケさんは、もう下界での販売は終わっていて、ネットショップのみの住人になっています。なのですが1人、下界用のキットが見つかったので、1点者住人として最後のスケさんが、ここに誕生しました。

オンラインショップ常駐住人と期間限定および下界に連れて行く住人達の違いを記しておきましょう。
オンライン常駐住人は、お顔のパターンが決まっていて、同じお顔の者が在庫として控えております。例え在庫が0の状態であっても、またそのお顔の者が上がってきます。対して期間限定および下界に連れて行く住人のお顔は気分で描いたものなので、1点者になります。もちろん、オンライン常駐住人であっても、お顔は全て手描きなので、全く同じ者はいません。

 時に寄り添い時に距離を置き、分かち合ったかと思えば当たることもあるでしょう。そうやって、ありんこ天国の住人と、暮らしてください。




ありんこ天国の人気住人『おっちん』 が新しくなりました。 ちょっぴり背が高くなり

後ろにかかっていた重心を真ん中に

扁平だったお尻を丸く

 安定が良くなりました。寝転がっていても可愛いんですけれどね。なにより、首の傾げ具合が大きくなり「ん?」具合が如実になりました。

わたくしが下界時に連れて行くおっちんには、なかなかハードなものも入れています。中綿が入っているので、ゴツゴツさが軽減されます。

 なにより変わったのは価格です。2.0の7590円から3.0は9350円へ。これは、2.0が以前、もっと安い生地で作っていた時期から、今のカラーデニムを使うようになってからの価格変更をし忘れていたことが大きな原因による、価格変更です。どうか、ご理解ください。

 オンラインショップでは、2023年9月現在『おっちん2.0』が計6人居残っています。2.0の販売はこちらで終わりです。下界に連れて行くのは3.0のみになります。

『おっちん2.0』はこちら(別ウインドが開きます)

3.0のオンラインショップもたまにやります。下記リンクはオープン時のみ
※2023年9月下旬に数日、オープン予定です※
『おっちん3.0』はこちら(別ウインドが開きます)




 9月15日(金)20:00〜翌日16日(土)20:00まで、新住人の『目の虫・小』を販売します。
只今15日19:30までプレオープン中です。
読み物として楽しめるページにしてあるので是非、ご覧くださいね。

 ありんこ天国オンラインショップは、海外からのご購入も可能になりました。

 海外にお住まいのありんこ天国ファンになりそうなお友達にもご紹介ください。ただし、住人ページの文章は日本語のみですが。翻訳機能でそこそこ解るに違いありません。多分。きっと。おそらく。

『目の虫・小』はこちら(別ウインドが開きます)




「民藝」て、なんか、惹かれる。生活に馴染みつつ、ふと「いい形だなぁ」とか「いい色だなぁ」なんて見惚れてしまうような使う芸術、とわたくしは捉えています。

 今回の展示で初めて知った「灰ならし」という道具はとても可愛らしい形。蓑のデザインは、素材を変えればワンピースにしても素敵ではないかと思いました。紬の日傘もいいなぁ、と思ったのだけれどここ数年のお天気は、ただの日傘はもう持てない。晴雨兼用でないとどんなに晴れていてもいつ雨が降るか分からないから。んー、気候め!と思わぬ点でも腹立たしいです。

 衣に施された刺し子は、丈夫に・暖かくという実用性も高めるというけれど、何故にここまで?と感じるくらい凝って美しい。特に、菱刺の衣は何パターンもの菱形模様が刺されていて、うおおおう、と凝視してしまいました。どんな気持ちで刺していたのだろう。刺しながら「あ、こんなのも思いついちゃった!」て感じかな。あるいは、この作者が考えたパターンではなく、受け継がれてきた紋様なのか。

 日本だけでなく、韓国や台湾、ペルーの民藝もありました。やはり、ペルーの諸々は面白いです。特に、スケッチもした太陽の飾りピンは、小さい人形が付いていたのだけれど、別にそれ、無くても全然良いのです。でもそこに「いいなぁ」とわくわくしてしまうし、これがなければただのピンだな、と思ってしまうのです。いや、お顔太陽が彫られているだけで十分、ただのピンではないのですが。
 先ほどの菱刺の衣にも感じたのですが、そこまで凝らなくても良いのでは?余分では?と思える部分に作者の喜びがある気がしてなりません。そしてそこに魅力が宿る。あ、でも、実用だけを追ったものにも美はありますね。ホームセンターで様々な大きさのネジやらボルトや工具、縄やホース等を見ているだけで心弾むのは、確実に美を感じているところがあります。

 今を生きている5人の民藝に携わる人々の映像もありました。作り手の人々。それぞれに、あぁそうだよね、と頷く(スケッチ中「うなづく」と書いてしまっていまうが、誤字。「うなずく」でした)部分がありました。ちょっと涙ぐんでしまう言葉もありました。受け継ぐこと、繋げていくこと、変化していくこと。

 展示の最初と最後に、部屋の展示があります。使われている様子が分かるように。ただ、部屋の中には入れなくて、手前から眺めるスタイル。遠い、です。
⁡ 『民藝』展。⁡  触れたいと思わせるもの多数、欲しいと思わせるもの多数。それを見透かす充実のミュージアムショップ。しかし、先週の鹿児島睦展に続き、暮らしの中の美にたんまり触れてしまったせいでミュージアムショップだけでは満たされません。その足で前から行ってみたかったdieci kyutaro店 に行きました。特に1階の、奥の小部屋はもう「ごえーーーっ」と心の中で雄叫ぶ素敵空間でした。