老いはおいおい


 

※画像と文章はなんら関係がありません※⁡
 老いといえば(1つ前の投稿もそんな投稿でしたので)⁡あれは今年の春のことじゃった。⁡
と、おばあさん&おじいさんの語り口てこんな風に表現されるけれど、実際聞いたことないけどな。⁡⁡
話戻って、そう春のことじゃった。⁡⁡

 京都の市バスに乗っておったのじゃ。⁡⁡
結構混んでいてな、わたくしは立っておったのじゃよ。⁡そうしたら、前の席に座っていた大学生だと思われる青年がな、⁡⁡
「座りますか?」と立ったのじゃ。まさか席を譲られるとは思っていなかったからびっくりしすぎて無言で、首をぶるんぶるん振って拒絶してしまったのじゃ。⁡⁡

 後から考えるだに、⁡⁡
「えっ、ありがとうございます!」とお礼を申して座れば良かったと思うのじゃ。無言で激しく首を振る、て青年の厚意に対して大変失礼じゃったなと。今度譲られたら絶対座るじゃ。あの時の青年、本当にすまなかったじゃ。ありがとうじゃ。⁡⁡

 今年2023年早春、わたくしは50歳になりました。⁡⁡
大台に乗ると色々クルよ、とは聞いていましたが、特になんもないけどなぁ、と思っていました。⁡⁡
 が、席を譲られ、そこかしこ痛くなり、やはり色々あります。従兄弟と叔母が、60歳なのだけれど、口を揃えて、⁡ 「60になると凄いよ~、衰え」と言ってきました。なぜか嬉しそうに。カクン、カクン、ときっちり落ちていくらしい。見事ですね、年齢。まるで必ずお彼岸に咲く曼珠沙華のようです。⁡⁡
と、何となく綺麗な感じで閉めてみるのじゃ。⁡⁡