MRIとふりかけ

 MRIを撮りに病院へ。
 もんやりしたガウンに着替えるためロッカールームに入りますとそこにある貼り紙に
「増毛パウダーご利用について」というものがありました。 
所謂、髪のふりかけです
材料に酸化鉄が使われていることがあり、そうなるとMRIの磁力でせっかくのふりかけが剥がれしまうそうな。
ビックリ
いろんな意味で、ビックリ。

ふりかけベースで考えると
使用前・使用後
ならぬ
使用後・使用前

 そんな事態を招くと知られていなかった頃には、円筒から出てきた患者を見た技師がギョッとする場面もあったのでしょうか?とてつもなく、戸惑っただろうな。
教えたほうが良いのか、そっとしておいたほうが良いのか。

 あ、でもふりかけは全体ふりかけるモンではないだろうから、目を剥く程の驚きはないのかな。
で、剥がれたふりかけがMRIのどこかにぎっしり、くっついていて、ギョッとするのかな。

 ところでわたくしは、ハゲたら隠さず演出するのが良いと思ってます。
絶対似合うやり方があって、セクシーになるヒト・キュートになるヒト・ダンディーになるヒト・輩になるヒト、無垢になるヒト、様々だと。

 まあでもそれは、所詮他人事だから言えるのよね。
わたくし毛量こそ多いですが全身見事にコンプレックスだらけだから、何とか隠そうとする気持ちも、悲しいかな解っちゃう。
解っちゃうんだよ、悲しいよ、ほんと。

 しかしその悲しみは置いといて言いましょう。
ハゲは隠さなくても大丈夫!
似合わせヘアが、必ずある!
MRIもへっちゃらやで!