トーキョー下界に伴い2日延泊しました。
数年振りに会う友人と、中野にあるウズベキスタン料理屋さんでランチしたかったのと話題過ぎるほど話題のDior展とヒグチユウコ展を観たかったのとそして、どうしても行きたいお店が水木金しかやっていなかったから。
Dior展について
日時指定券がないと入れない展覧会だったのですがそんなもんはとうの昔に売り切れていました。しかし、当日券が出る。当日券は入手できないこともあるが、とにかく出る。10時開場のところ9時から並んでいるヒトもいるらしい、という情報を得たわたくし。8時半過ぎに現場に着きました。
1番だったらなんかちょっと恥ずかしいなー、という気持ちで行ったのですが全くもって1番ではありませんでした。既に数10人、100人?程?並んでいました。平日なのに。
みるみるみる間に間に間に、列は延びていきます。美術館のお兄さんが列を整理していらっしゃいます。整理するということは当日券は、これくらい並んでいても手に入るというコト。わたくしは楽勝だな、とホッとする。しかし暑い。
今後、当日券狙いで並ぶヒトは日傘を持っていくコトをお勧めします。かくして10時半から11時入場枠を手に入れました。直ぐに入れる枠を取れて本当に良かったです。
間もなくして入場。
最初の部屋からやられっぱなしでした。展示方法が凄い、と聞いていたので一切画像情報を入れずに挑んだのですがマスクの中で、
「はあぁぁ」
「ほあぁぁぁ」と、声が漏れる。撮影OKだったので撮りたいし、でも撮ってばかりだと勿体なく眼球にも焼き付けたいし。
黒い部屋
曲線の障子のような部屋
歴代デザイナー別に仕切られた部屋
白い部屋
バッグの部屋
圧巻は吹き抜けの部屋
もう、魔。魔物の空間でした。
会場を出たら3時間、経っていました。クタクタ。ですがゲッソリのクタクタではなく満たされたクタクタです。
Diorのデザイナーとパタンナーやお針子さん他携わる多くの人々、会場を作り上げたデザイナーと職人や美術館の人々や運搬に関わる人々。みんな合わさり怪物。そう感じた展示でした。
