カーブが欲しい

 台湾から戻って幾日。
(多分)漢方医に整えられた首ゴキゴキと、その後の台湾シャンプー でお姉さんがしてくれたマッサージ、というか強烈指圧のダブルパンチで痛めたと思い込んでいる首痛、からの頭痛が治りません。ので、整形外科に行って参りました。思い出すのはそう、今年2月に痛めた胸鎖乳突筋。そして先生に、
「また首ですか」と言われる始末。
前回と同じく足の裏を触られ「えへへ」と笑うわたくし。先生は今回えへへとは笑わず「ごめんね」と仰いました。レントゲンを今回は3枚撮り、電気と赤外線。その間約20〜30分。
「あれ〜?もしかして、先生結構カッコイイのでは?」と先生の残像を矯めつ眇めつ(ためつすがめつ、てこんな字を書くのね。書けんな)眺めて時間をやり過ごすわたくし。

 そしていよいよ診察室へ。

 ストレートネックはどうしようもない、として。頚椎が狭くなっている場所もあるけれど、神経には触っていないし、痺れもないからその辺はまだ大丈夫。何かの拍子に痛めてしまったのでしょうが、整体やマッサージくらいでなるかなぁ?と首を傾げる先生、と一緒に、首を傾げながら先生の顔がカッコいいのか確かめるわたくし。つまり、凝視。
 カッコいいような、気もする。そうでもない、気もする。ふんわり、カッコいい先生だと思うことに決定。それが、幸せ。先生の仰るコトに集中することにしました。

 上を向いて撮ったレントゲンがあったのですが、
「通常は、まあこれほどまでとは言いませんが、もうちょっと緩いカーブが上を向かない状態であるんです。」驚くわたくし。上を向いて初めて、普通のヒトが前を見ている状態に近くなるって・・・。
「あと、肩が下がってますね。普通、肩が頚椎の6個目あたりから出るんですけど、8個目あたりから出ているでしょう?」確かに。因みに、頚椎の個数はうろ覚えですので悪しからず。とにかく、通常より2コ、下から肩になっているらしいのです。気持ち悪いほど首が長い、と言われた経験があるわたくしですが、まさに異常だったのですね。
「胸を開いてアゴを引いた姿勢を心がけてください。まあ、仕事柄ね、なかなかね・・・」そうですね、仕事柄ね、下ばかり向いておりますから。
 飲み薬4種と貼り薬も貰ったのが昨夜。  お夕飯後にお薬飲んで、お風呂上がりに貼り薬貼って、今朝。ほぼ、痛み感じず。薬の威力、絶大!怖い!頚椎のカーブが欲しい!昔は細い”I”だったのが年と共に太い”I”になっていく体にS字カーブが欲しい!