【ブックレビュー】2ヶ月前の読書

 下書きで寝かせてしまっていた記事。この後も数冊読んでいますがせっかくので、出す。

 「雪の香り/塩田武士」
 ここのところ、塩田武士。
「罪の声」が話題になって知った作家だけれど、罪の声はまだ、読んでいません。4冊目の塩田武士が「雪の香り」。この日は読書の日と定めていて、そういう日は1日中本を読んでいます。3冊ほど読むでしょうか。「雪の香り」を読み終わったとき、読書の日の時間はまだあったけれど、もう物語を入れたくない、と読書を止めました。読み終えるのが惜しくて、一文字一文字、音読するように丁寧に読む本は今まであったけれど、他の本を読むのがイヤだと思った本は初めてかもしれません。読み始めは、時間を捉えにくく入り込みにくかったのに、どんどん引き込まれて行きました。雪乃の感じに、あぁこういう女性を好きな男性ているよね〜、と横目で見たりもしましたが、恭平との掛け合いは面白いです。あと、レバニラ炒めをウスターソースで作るとそんなに不味いのか試してみたくなります。小説もドラマも、結びでがっかり、とまではいかなくても尻すぼみな印象を持ちがちなわたしですが、「雪の香り」は嬉しさにただ気持ちを漂わせていたくなりました。余韻。優しい余韻。一応、ミステリーと銘打っていますがラブストーリです。自分がこんな、あまあまなラブストーリでも「いいなぁ」と思えるのは意外でした。あと、雪の香り=ミントと柑橘が混ざった香水も、気になります。

 「チア男子/朝井リョウ」
 踊りたい。わたしも踊りたい。跳びたい。わたしも跳びたい。こういう青春スポーツものは、あまり熱を持たない人生を歩んできているわたしにはちょっと、羨ましいのです。笑って喧嘩して泣いて食べて祈って恋をして。いいよねぇぇ。しかもチア。人を応援することに点数を付ける、てのも変わった競技。チアてがっつり見たことはないけれど、華やかで笑顔で見ているとつられて、元気になれる。他のダンスとは確かにちょっと違います。アメリカ青春ドラマだと、スクールカースト上位女子生徒の部活ですが、この小説では運動苦手なおでぶちゃんもいるし、そもそも男子。
 ああ。
 思い出した。昔、バイトをしていた現場が大阪マラソンのコースに近くて、社長が、
「応援に行こう!」と言いだし沿道に行ったのです。わたしはずっと、無言で目の前を走る人達を見ていたのですが社長が、
「なんか言いぃや。」と仰いました。がんばれー、とか、と。声援を送るなんて、全く思いもよらなかったコトを提案され、ビビリました。何て叫べば良いのか分からず結局何も言わず見ていたのですが。応援、というか声援を送る、というのも1つ、自分の殻を破らなければできないコトなのですね。全然知らない人だけど一生懸命やっている人に声援を送れるヒトビトは、チアの才能があると思います。社長もチア男子。Go!Fight!Win!

 「レヴォリューションNo.3/金城一紀」
 作家仲間からオススメしてもらった本。は、No.3ではなくてNo.0、つまり「レヴォリューションNo.0」だったのだけれど、図書館の書架にあったのはNo.3だったのでまずは、こちらを読んでみました。高校生男子の物語。チア男子同様、羨ましいなぁ、と思う。バカな男子のその情熱が、羨ましい。わたしの高校生活、地味だったなぁ。

 「まどろみ消去/森博嗣」
 森博嗣は大学生の頃から好きで読んでいます。まどろみ消去はミステリー短編集。不思議でちょっとコワい。殺人なんて、ちょろっとやっちゃうモンだよね!て思いそうになり、いや、そんなことないよね!と思い直す。

 「あの女/真梨幸子」
 あの女、ですよ。タイトルが。小説家の、あの女とあの女を軸に、阿部定も絡みつつ。完全に騙されていました、わたし。植物状態になっても意識、あると思います。
 そういえば、いつぞやラジオで聴いた話。とあるラッパーが、植物状態とまではいかなかったかもしれませんがとにかく、意識がない状態で長期入院を余儀なくされたそうなのです。入院中、母親が良かれと思ってずっと、喜多郎を流していました。しかし、意識がないと診断されながらも彼自身にはずっと意識があり、その音楽止めてくれ〜!と切願していたそうな。我々が認識できる意識が戻った故、聞けたお話ですね。ラッパーの息子にはやはり、ラップをかけてあげるのが正解のような気がしますが、喜多郎を止めたいという思いで、意識が戻ったのかもしれないので、物事は分かりません。

 「マジシャン/松岡圭祐」
 言ってみりゃぁあの男、です。悪人て、いるものですね。

 ・・・実はこの本だけ全く、下書きってなかったので、印象がもう遠くになっています。遠くになっているけれど、それはわたくしの記憶というものが実になっていないからであって、この小説がつまらなかったという訳ではけっしてありません。とにかく、酷い!この男!と思ったのです。自分を信じている少女を平気で殺そうとするヤツなんて、人じゃねえ。まんまと交わされて、ざまあみろだわーい、わーい!と、思ったことを覚えています。

鼻ぶらりんの為に生まれて来たの!?

 「a.depeshe」というお店に行ったとき見つけたスイッチプレート。
なんと、鼻&小鼻ぶらりんをぶら下げる為のバーが付いているではありませんか。
これはもう!
ということで、購入・取り付け・ぶら下げ。
丁度、スイッチプレートが劣化していて汚かった’制作の間’に。

 スイッチを触る度、プレミアム鼻&小鼻ぶらりん*多肉ちゃんと目が合い思わず、微笑んでしまいます。スイッチプレートごと、オススメです!

多肉ちゃんの通販は12月15日23時59分まで。数にとっても、限りがあります。
プレミアム鼻ぶらりん*多肉ちゃんはこちら
プレミアム小鼻ぶらりん*多肉ちゃんはこちら

プレミアム鼻&小鼻ぶらりん「多肉ちゃん」期間限定ネットショップに登場

 ロハスフェスタ用に、と作ったプレミアムバージョンの鼻&小鼻ぶらりん。
結局期間中1人ずつしか仕上げられなかったのですがこの度、ネットショップにて鼻4人/小鼻3人、販売します。
期間限定2017年12月15日23時59分まで。クリスマスプレゼントにも最適です。

プレミアム鼻ぶらりん*多肉ちゃんはこちら

プレミアム小鼻ぶらりん*多肉ちゃんはこちら

ロハスフェスタに初下界してまいりました

 ロハスフェスタ万博2017AUTUMN、3日間無事に・・・・・とは言い難かったですがとにかく、終わりました。ありんこ天国の住人達に出会ってしまった皆さま、会いに来てくださった皆さま、本当にありがとうございます。住人達と暮らすコトを決めた皆さまにおかれましてはどうぞ末長く一緒に過ごしてくださいませ。

 今回、とぉっても久しぶりのお外下界。張り切って、テント周りの幕まで作りました。ピンク!
同じテントが並ぶ中、良い目印に。

 そして、ロハス用にと作ったプレミアム鼻ぶらりんはこちら。


花びらにはワイヤーを仕込んでいるので、表情をつけることができます。


 鼻ぶらと小鼻と各3人ずつ作る予定が各1人ずつしかできませんでした。が、というか、なので、というか、通販します。また、ページができたらお知らせ致しますね。

 3日間の中日。それは突風との戦いでした。 住人がとびゅ〜ん。そして、泥の中に着地。泣く。
泥にまみれるフリース生地の襟巻帽子とピヨピヨマフラー。泣く。


 他数名が泥りんこ。泣く。
しかし、泣いていても仕方ないのでわたくし、前を見るのです。
次回の下界は来年2018年になります。1月17日(水)〜23日(火)の一週間、阪急うめだ本店10階 スーク中央街区パークです。今から予定を空けておいてください。新住人も連れて行けたならなぁ、と画策しております。

ロハスフェスタに下界します

 11月10日(金)〜11月12日(日)の3日間は、ロハスフェスタ万博2017AUTUMNに下界致します。
於:万博記念公園・東の広場。
時間:9:30〜16:30(入場は16:00まで)
ブースナンバー 97

 プレミアム鼻ぶらりんも作ろうかな〜、と画策チュウ。TOP画像がそのイメージです。お顔周り、四つ葉のクローバー。もしも仕上がればまたご報告致します。

 ロハスフェスタ、350円の入場料(小学生以下無料)が必要ですが、たーーーーくさんの物販ブース、たーーーーくさんの飲食ブースが出て、1日楽しめるイベントです。だいぶん前、お客として行った時は、サバサンドを食べました。トルコ、憧れの国の1つなもので。今回は出展者ですが、何を食べようか今から楽しみです。野菜たっぷりサンドイッチ〜、上海オイスターヌードル〜、自家製ソーセージにアルコールも、あるのねぇ。

 イケナイイケナイ、食べ物に夢中になってる。

 皆々様、寒いでしょうから防寒しっかりして、ゆっくりしにいらしてください。わたくし食べ物よりも、あなたにお目にかかるのが楽しみです。楽しみなクセにお客さまを中々、覚えられないワケですがそれはそれとして。年内はコレが最後の下界予定になります。クリスマスプレゼントもココで、お求めください。
 本当に、楽しみに、全力で、お待ちしております。

ART stream2017 アワアワアワード!!

 2017年10月20日〜22日に行われたART stream2017 の報告。
本当に、本当に久しぶりのインスタレーションを発表。


横から見たトコロ


 お触りOKの作品なので、3日間とも朝は上の2枚のようなノーマルポディションにセットしておくのですが、お客さまが刻々と変えて行きます。




 逆に向けるという発想は全くなかったのですが。


 繋ぎ合う指と指がロマンティック。


 眼球に映りこむのが怖いと握られ。


 何となく惹かれたカタチ。


 開場前にはコバナをぶら下げてみたり。


 衣装も作りまして、わたくしを含めて「掌の目」という作品としました。


 わたくしはスツールに腰掛けながら、お客さまに作品コンセプトを書いた紙を渡して行きます。
長いですが、全文掲載
掌に目
とある国では魔除けの印であり
日本には掌に目がある妖怪がいます
そんなコトを知るずっと前からわたくしは
このモチーフに心惹かれていました。

見たモノがいつしか、手を通して作品になる
あるいは手が、つまり触覚が目の役割を果たす
目と手はとても密接だと
感じているからかもしれません。

もうずっと前
そう、学生の頃
掌に目を、壁から生やすというイメージが出てきました
それは消えずに今まで
人生の半分、抱いていたイメージ。

眼球をミラー半球にしてみよう
突然思いついたソレはとても素敵に思えました
掌に、乗せて行きながら
わたくしはわたくしをずっと見つめておりました
真剣な眼差しが映り込む眼球。

この作品は、壁に設置して終わりではありません
観客の皆さまにも手を加えて頂きたいです
そっと、つついてみたり
指を絡ませて握ってみたり
優しく、指・手首・腕を曲げてみたり
ただ、誰かあるいは何かを
誹謗中傷するようなフィンガーサインは決して
作らないでください
わたくしはソレを、許しません。

眺めるとき
触れるとき
カタチを変えるとき
鏡の眼球はあなたを映します
あなたを捉えた目はやがて
手にその情報を伝えます
そこに現れる掌に目の姿は一体
あなたが作ったのか、掌に目自身が作ったのか・・・


 以上。
軽く、ホラー?

 なんと「掌に目」は賞を頂きました。
 ちょっと時間を遡りまして。

 ART streiamは色んな賞が用意されているのですが、受賞した作家には、授賞式の前にちょろっとお知らせされます。式のときにちゃんと、ステージ前に居るように。それを、周りの作家が受けていらっしゃるのをわたくし見ておりました。わたくしには無かったので、受賞はなしかぁ、と内心ガッカリ。でも、ずっとずっと抱いていたイメージを出現させることは出来たんだから、良しとしよう。と考えていました。そこへ、上品で可愛らしいご夫婦が現れたので、作品の説明などしておりました。すると旦那さまのほうが、
「これは、幾ら?」と聞かれました。それまでも何人かに聞かれたのですが実は、事前にざっと材料費やら時給やらで1本幾らという価格は出したもののびっくりするくらい高くなったので、今回は販売は控えておくことにしていました。なので、
「今回は売らないことにしてるんです。」とお答えしました。すると、奥様に、
「これでいいよね?」と仰りながら、去っていかれました。ナニナニ?と思いながらも、他のお客さまのお相手をしていました。
やがて、流れる場内アナウンス。
「アワードの発表があります。」見に行こー、と思った矢先、実行委員のお兄さんがやって来て、
「ありんこさん、ステージの方へ来てください。」と、呼ぶのです。これは?もしや?!

 企業から贈られる賞が次々に発表されていきます。とある賞を受賞した3名の発表がありました。
「この賞は3名の受賞なのですが急遽、もうひと方、受賞されました。急だったので、賞状のご用意もないのですが、ありんこ天国さん!」わたしだよ!!

 しまった!急遽増えたコトは聞いていたけど、何ていう賞を頂いたのだ?分からないまま壇上に上がり、先に上って居る3人の作家達、そして授与してくださったあの、先ほどの、上品で可愛らしいご夫婦の旦那さまと受賞の記念撮影。いやらしい話、副賞がなんなのかも、分からない。たまたま、会場にいらしていたPichio candleさんが撮ってくれた写真。


 全ての発表が終わり、立食パーティーに移ってから改めて、
「わたしは何を頂いたのですか?」と尋ねる始末。そして、判明しました。「インターグループ賞」を受賞したコトが。インターグループという通訳や翻訳を担っている会社の会長(上品で可愛らしいご夫婦の旦那さま)が美術コレクターで、欲しい作品を作った作家に与える賞だと。要するに副賞は、作品買い上げなのです!・・・販売していないて、言っちゃったよ。

白いほわほわ

 植物は明るくないので何の種類か解らないけれど
 比較的大きな綿毛が1つ 
 舞っていた
 地下道をいくわたくしを先導するように

 しかし徐々に高度を下げていく綿毛
 地下道に落ちるのは何だか不憫で

 わたくしは歩を早めた
 そうして
 綿毛はわたくしのジーンズに引っ付かせる
 地上に出る綿毛とわたくし

 しばらくして見ると
 綿毛はもう無かった

 わたくしに引っ付いて少しは
 当初の予定より遠くに行けただろうか
 あるいはもっと、遠くへ行きたかっただろうか
 芽吹け!綿毛

はじめての造影剤

先日、CTを撮りました。子宮筋腫を摘出後、定期的に検診を受けているのですが、前からある筋腫がちょっと大きくなっているからMRIを撮りましょう、ということになり撮ったのですが。筋腫とは別に、子宮の横に正体不明のモニョモニョしたモノがあると仰るのです。で、更に詳しく診るために、CT。造影剤を点滴しながらのCT(レントゲン)。 4時間前から絶食で、検査は16時20分から。12時から絶食いうコトですね。早お昼しようかと思ったけど、作業が乗っていたので結局、朝食後から絶食でした。3食きっちり食べる派ですが幸い、空腹にはならず。密やかに緊張していたのでしょうか? そして着いた待合室にはわたくし1人。テレビが付いていたのですが消して、本を読みながら順番を待っていたら、男性が待合室に入ってきました。 あ。 テレビ観たいかなぁ。点けていいよぉ。と、思うものの、テレビの真ん前に陣取って本読んでいるヒトがいたら点けづらいよねぇ。早く看護師さん呼びにきてくれないかなぁ。と、待つわたくし。 そしていらっしゃった看護師さんと共に、CTのお部屋へ。TOSHIBAのでっかいCTが鎮座しています。TOSHIBA大変よねぇ、等とうっすい思いを馳せます。 ベッドに横になり、まずは造影剤なしで撮影。次に造影剤を入れての撮影です。腕に点滴を打ちまず、 「試しにお水入れますねー」み、みず?水とか、入れちゃうんだ。 「痛くないですか?」 「大丈夫です。」なんてやりつつ。水、侵入。 「では次、造影剤入れていきます。身体が暖かくなりますが、それ以外で異常があれば言ってくださいね。」そして初造影剤が。直に喉と下腹部があたたか~く、なっていきます。 うわぁぁぁ て、感じ。内側からぽや~ん。温泉が満たされていくような。でも造影剤、ごくたまに死ぬらしいからぽやぽやしているだけではままなりません。 が、わたくしには何も起こることなく無事、撮り終えました。ベッドから立ち上がるとき、左足を温かい水が流れたような感覚があったので、 「漏らした?!あるいは造影剤が垂れてきた??!」と、焦りましたが、マボロシ感覚だったようで、足には何も流れていませんでした。本当に良かったです。 ところで注射針を打たれたトコロに脱脂綿とテープを貼るとき看護師さんは、 「いつもより太い針を射したので、5分位しっかり押さえておいてくださいね。」と仰いました。どれくらい太かったのか見たかったです。わたくし、注射や血を採るときの、腕に針が刺さっていく様子は注視するのです。今回はベッドに寝かされてからの注射だったので見られなかったのですよ。残念でした。 さて、もにょもにょの正体は何なのでしょう。除去する為、開腹手術にならないと良いのですが。あるいは、うんこピンだったらちょっと、恥ずかしいな。いや、お医者さま、うんこピンと筋腫の区別はつきますよね?・・・きっと。

ときめきインスタレーション

 2017年10月20日(金)から22日(日)の3日間はありんこ天国、ART stream2017というアートイベントに下界します。場所は心斎橋大丸北館14階大丸心斎橋劇場&イベントホール。わたくしのブースナンバーは31です。さ(3)ぁ行(1)くぞ!ですね。

 このイベントではわたくし、いつものような販売は致しません。W360cm×H240cmの壁面を使ってのインスタレーションです。久々の、本当に久しぶりの「空間を作る」という場。あと2週間とちょっと。間に合うかしら?と危惧しつつもーーー試作に時間がかかりやっと、やっと制作に本腰入ったトコロですからーーー、楽しみで仕方ありません。ありんこ天国の真骨頂はコレなんだね、と思われる空間にしたいと思っています。だから、皆さまどうか、こぞってお運びいただきたい。秋の良い季節。行楽の時間を割いて、ART STREAM2017に。
時間は以下の通りです。
10月20日(金)12:00~20:00
10月21日(土)10:00~18:00
10月22日(日)10:00~18:00

 わたくし、きっと笑いながら泣きながら作品を作り、設置します。会場にはクールに佇みます。お待ちしております。